作品レビュー
綾瀬はるかが第52回ブルーリボン賞で主演女優賞を受賞したほか、第33回日本アカデミー賞でも優秀主演女優賞、話題賞（俳優部門）を受賞した今作品。若干の下心を抱いて観てみたら、めっちゃ素敵な青春群像劇でした。脚本が「ひよっこ」などでお馴染みの岡田惠和さんということもあって、心底悪い人が出てこないのも心に優しいです。
映画の舞台は1979年（昭和54年）の北九州。街並みや家電用品、衣裳、車や自転車など、当時のノスタルジックな雰囲気が素晴らしい。劇中に流れる1970年代のヒット曲の数々も素晴らしいです。アラフォー、アラフィフ世代の方はこれで一気に惹きつけられると思います。
バレー部に所属するも、全くバレーボールをやる気ナシの中学生5人組。おっぱいのことしか考えられない年頃のこの子たちが実に愛らしいです。微笑ましくて、前半はただただニコニコしながら観てました。新任教師でやって来て、男子バレー部の顧問になった綾瀬はるかに、「試合に勝ったらおっぱいを見せて」と強引に約束を取り付け、1年生部員も一人加わり6人そろって彼らの猛特訓がスタート。この年頃の男子の性欲は、何物にも優る壮絶なパワーを秘めております。おっぱいに対する執着が凄いこと（笑） みるみる上達するのでした。
中盤では綾瀬はるかが教師になったルーツなどを辿りつつ、これが結構泣けるのです。果たして次の試合に勝って、おっぱいを拝むことができるのか！ 紆余曲折を経ての結末もまた泣けます。
綾瀬はるかの魅力たっぷりの作品です。是非ご覧ください。
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「おっぱいバレー」挿入歌
- ピンクレディー「渚のシンドバッド」
- チューリップ「夢中さ君に」
- 荒井由実「ルージュの伝言」
- 矢沢永吉「ウィスキー・コーク」
- 浜田省吾「風を感じて」
- 甲斐バンド「HERO（ヒーローになる時、それは今）」
- 尾崎亜美「オリビアを聴きながら」
- 荒井由実「卒業写真」
- ツイスト「燃えろいい女」
- 永井龍雲「道標ない旅」
- キャンディーズ「微笑がえし」
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いまさらになっておっぱいバレー見てるけど、羨ましい
綾瀬はるかのおっぱいはずるい— たくま (@Mikoto9927) October 7, 2019
「いい？一度しか言わないからしっかり聞いて。」
「私のおっぱいを見るために頑張りなさい。」
「はい！」
「よし！せーの！おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいオー！」
「ちょっ！」
byおっぱいバレー
勝ったらおっぱい揉めると思ってたけど見れるだったのか！グッとくるー！
— だだもれさん＠好意を伝えるの大事 (@dadaremon) October 5, 2019
おっぱいバレーで感動した。
— カワムラ (@gouriki_dance) October 6, 2019
おっぱいバレーという映画、男子中学生が女性教師の胸を夢見る素晴らしくて面白い内容だった。
— ユキシー (@yuki_dokuzen) October 6, 2019
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配信状況
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作品紹介
- 監督： 羽住英一郎
- 脚本：岡田惠和
- 公開：2009年（日本）
- 上映時間：102分
ストーリー
1979年、北九州。赴任早々、中学の弱小男子バレー部顧問になった新任女性教師、美香子は、やる気ゼロの部員たちに“試合に勝ったらおっぱいを見せる”というあり得ない約束をさせられてしまう。そんな約束に戸惑う美香子をよそに、部員たちはおっぱいが見たい一心で練習に打ち込み、別人のように強くなっていく。ピンチを迎えた美香子先生の運命は…??
https://www.happyon.jp/oppai-volleyballより引用
主要キャスト
- 寺嶋美香子：綾瀬はるか
- 堀内健次：青木崇高
- 城和樹：仲村トオル
- 竜王中男子バレー部コーチ：田口浩正
- 美香子の中学時代の恩師・原田幸次郎：小林勝也
- 原田の妻：市毛良枝
- 戸畑第三中学校の教頭：光石研
- 美香子の元カレ：福士誠治